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中古のSCSIケーブルです。 コネクタは、DB68(標準ハーフピッチ68pin)と、DB68(標準ハーフピッチ68pin)です。 外付けテープドライブなどを接続する場合に使うのが一般的な使い方です。 SCSIケーブルは、規格により使用できるケーブルの種類が変わります。 一番古いSCSI-1からSCSI-2までは、3m以下のケーブルが利用可能です。 UltraSCSIと呼ばれるSCSI-3では、1.5m以下のケーブルが利用可能です。 UltraSCSI用のSCSIカードの代表例は、Adaptec AHA-2940UWです。 SCSI-1からUltraSCSI(SCSI-3)までは、Single-Ended(SE)という信号レベルが+5Vの変化を利用した通信になります。 SCSI-1から、UltraSCSI(SCSI-3)までの通信速度は以下の通りです。 SCSI-1(8bit) 5MB/s SCSI-2(8bit) 10MB/s UltraSCSI(8bit) 20MB/s UltraWideSCSI(16bit) 40MB/s 8bit幅と、16bit幅の外部接続用SCSIコネクタは以下のものがあります。 8bit アンフェノール フルピッチ 50pin アンフェノール ハーフピッチ 50pin ピンタイプ ハーフピッチ50pin (標準ハーフピッチ50pin / DB50 / HD50) D-sub 25pin 16bit ピンタイプ ハーフピッチ68pin (標準ハーフピッチ68pin / DB68 / HD68) 「アンフェノール」はコネクタメーカーの名前です。 アンフェノールと呼ぶ代わりにセントロニクス50pinと呼ぶこともありますが、セントロニクスはもともとプリンタメーカーの名前であり、SCSIコネクタの呼び方としては適切ではありません。 アンフェノール フルピッチ 50pinのコネクタは、1980年代の古いタイプのSCSI機器に広く採用されました。 アンフェノール ハーフピッチ 50pinは、主にNECのPC-9800シリーズのSCSIボードで採用されたものです。 D-sub 25pinは、アップル社のマッキントッシュで採用されたコネクタです。 それぞれは変換することができます。 68pinから50pinに変換した場合、SCSI機器との通信は8bit幅になります。 その後のUltra2 SCSIの規格になると、従来のSingle-Endedとは別に3.3Vの電圧の変化で通信を行う、LVD(Low Voltage Differential)というモードが追加されます。 このLVDモードを利用することで、より早く、そしてケーブルの長さも12mまで長くすることが可能にりました。 LVD対応のSCSI規格からは、8bit幅の規格が削除されたため、すべてのケーブルが16bit幅になります。 Ultra2 SCSI以降の規格には以下のものがあります。 Ultra2 SCSI(16bit) 80MB/s Ultra160 SCSI(16bit) 160MB/s Ultra320 SCSI(16bit) 320MB/s これらの規格に対応するSCSIコネクタは次のものがあります。 16bit ピンタイプ ハーフピッチ68pin (標準ハーフピッチ68pin / DB68 / HD68) ミニチュア68pin (VHDCI) この2つのコネクタも接続するケーブルによって変換することが可能です。 コネクタの呼び方や規格の呼び方は、メーカーや販売会社によって若干の違いがあります。 これらは呼び方が違うだけで、内容は同じものですので、SCSIケーブルのメーカーとSCSI機器のメーカーが違っていても問題なく接続しあうことが可能です。 SCSI規格の中で最も注意が必要なものは、LVDが登場することにより廃止されたHVD(High Voltage Differential)、別名ディファレンシャルSCSIの機器との接続です。 HVDは他のSCSI規格と通信上の電気的な互換性が無い規格です。 そのため、HVDのSCSI機器やHVDのSCSIカードをSEやLVDのSCSI機器と接続すると故障してしまう場合があります。 それらの危険を認識させるため、HVDのSCSIコネクタには「Differential」と表記されていたり、注意書きが記されていることが多いので、それらの指示に従い注意して接続する必要があります。 HVDのSCSI機器には、大型のプリンタや外部テープライブラリ、業務用の大型イメージスキャナなどがありました。 また、HPの古いUNIXワークステーションの一部の機種では、HVDのハードディスクを搭載したものもあります。 SCSIケーブルについては、通常のSCSI規格のケーブルと大きな違いはありません。 また、LVDの登場以前の規格なので、HVD規格ではVHDCIコネクタは採用されていません。 VHDCIのコネクタが付いた機器は、LVD対応機器になります。 関連商品 現在入荷待ちの関連商品
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