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DELL Precision530 Xeon-2.0GHz / 512MB / 73GB / Quadro4 / WinNT pro Dell製ハイエンドワークステーション、Precision 530です。 筐体は、ミニタワーシャーシ(縦置き型) となります。 CAD/CAM向けのハイエンドワークステーションです。 詳しい仕様に関しては、表よりご確認下さい。 今回のマシンには、WindowsNT proのプロダクトIDが貼付されています。 こちらのOSのリカバリCDは付属しませんのでお客様にてご用意下さい。 動作確認にWindowsXP Proを使用していますが、ライセンスの都合上消去してお送りします。 中古品のため、擦り傷等がございます。外観を気になさる方はご遠慮下さい。 動作や設置に支障のある箇所はありません。 付属品は、ACケーブル、キーボード・マウス(社外品) です。 Precision 530は、DELLのPCワークステーションの上位モデルとして発売されたマシンです。 DELLのこのタイプのワークステーションは、大掛かりな筐体と本体の下に配置された大容量電源が特徴です。 ただ、そのためか筐体が大きくて重いのが難点です。 搭載されているチップセットは、インテル 860になります。 そのため、搭載されるCPUは、PrestoniaコアのXeonプロセッサです。 PrestoniaコアのXeonにはFSB400MHzのSocket603と、FSB533MHzのSocket604の2種類があります。このPrecision 530は、FSB400MHz、Socket603、L2キャッシュ512kBのXeonプロセッサに対応しています。 また、Xeon Prestoniaコアは、HT(ハイパースレッティング)にも対応しています。 HT機能とは、余っているリソースを有効利用する機能なので、完全にデュアル並みのスピードが出るわけではありませんが、実際に使ってみるとその違いを実感できます。 HT対応のプロセッサが2個で搭載されていれば、最大4基の仮想CPUで運用可能になります。 2個目のCPUを増設する場合、CPU以外にVRMというCPUへの電源供給用のモジュールと、専用のヒートシンクが必要になりますが、このVRMとヒートシンクを中古で入手するのが結構大変なので、あまりアップグレードを考えないほうが良いかもしれません。もし必要なら、最初からデュアルCPUのモデルを購入したほうが良いと思います。 チップセットがインテル 860なので、搭載できるメモリは、PC600またはPC800のRDRAMです。 RDRAM(RIMM)も理念自体はすばらしいものでしたが、DDR SDRAMに完全に敗北しました。(涙) 容量は、64MB、128MB、256MB、512MBのメモリモジュールを最大4枚搭載できます。 つまり、最大2GBのメモリを搭載することが可能ということになります。 オプションでメモリライザボードを増設することもできるのですが、そうするとさらに倍のメモリを搭載できるようになります。 なお、メモリの増設単位は2枚ずつです。 ECC、非ECC、いずれも搭載可能ですが、混在はできません。 ハードディスクインタフェースは、標準的なIDE(ATAPI)が用意されています。 また、オンボードでUltra160SCSIも1チャネル用意されています。 SerialATAカードを増設して、SerialATAのハードディスクを増設するのもいいですね。 LANインタフェースは、3com 3C920ベースの10/100イーサネットがオンボードで用意されています。WakeOnLAN対応です。 拡張バスは、AGP Proバスが1つ、PCIバス(32ビット/33MHz)が3つ、PCIバス(64ビット/66MHz)が2つ、それぞれ用意されています。 また、メンテナンスも簡単にできます。 自作ユーザとしてビギナーの方でも、各種パーツの増設、交換などが容易にできます。 HDDベイは合計で3つ用意されていますので、RAIDカードを搭載して、ミラーリングRAIDを組む場合も便利です。 5インチベイにも2台分の空きがあります。最新の光学ドライブの増設も可能です。 Xeonデュアルのマシンと聞くと、爆音ファンに熱風を想像される方も多いかと思いますが、このケースは冷却性に優れておりファンの音も小さくあまり気になりません。 ただ、ケースの開け閉めについては、ケース自体が大きいのもありますが、フタ側にドライブ類がすべて搭載されている関係で、ケースを立てた状態でのパーツの取り外しがしにくいと言う、難点があります。もちろん、ケースを立てた状態(通常使う置き方)のまま、メンテナンスすることも可能ですが、フタを空けたまま運用し続けると、ケース自体が歪んでしまうと言う、危険が伴います。素人さんにはお勧めできません。(笑) その点、ケースを開けたまま使うのがスキ、という方には向いていないマシンと言えるかもしれません。 これは、同じケースを採用している、他のPrecisionシリーズにも共通して言えることです。 前面にもUSBコネクタとIEEE1394コネクタがあり、USBメモリやカメラなどを簡単に接続できます。 そのとなりには、診断用LEDが用意されていて、システム内部の異常箇所を簡単に特定することができます。実際、アテにすることはあまりありませんが…。 尚、実際の商品の仕様は商品状態をご覧ください。 さらに詳しい仕様については、以下のサイトをご覧ください。 http://support2.jp.dell.com/docs/systems/ws530/ja/index.htm 関連商品
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