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![]() ![]() DELLのギガビットイーサ搭載2ウェイサーバ、PowerEdge1500SCです。 なにかあった時のための保守用に是非どうぞ。 写真を流用していますので、実際の使用と若干の違いがあります。その点、ご了承願います。 外観は比較的きれいなほうだと思います。 詳しい仕様は上記の表をご覧ください。 ![]() PowerEdge1500SC は、Pentium3プロセッサをデュアルで搭載できるワークグループサーバです。 PowerEdge1400SCの上位機種にあたり、1400SCに比べて色々な点がアップグレードされています。 主なところでは、1400SCの後期型と同じくPentium3-S(Tualatin)プロセッサに対応している点と、ギガビットイーサネット対応になっている点などが挙げられます。 チップセットも、ServerWorks ServerSet HE-SLとグレードアップしたものが搭載されています。 HE-SLになって、64bit/66MHzのPCIバス、メモリインタリーブなどがサポートされました。これにより大幅に性能がアップしています。 搭載可能なプロセッサは、Intel Pentium3-S(Tualatin / Socket370 / FSB133MHz / L2キャッシュ512KB)です。 Pentium3-Sはサーバ用のCPUで、L2キャッシュが512KBにアップしました。(従来のPentium3は256KB) このL2キャッシュはCPUと同じスピードで駆動するので、大変スムーズに演算してくれます。 加えて動作電圧が1.50Vと低いので消費電力や発熱量が抑えられていて、まさにサーバ用にふさわしいプロセッサになっています。 コストパフォーマンスが高く、発売からかなり時間の経過した今でも人気の高いCPUです。 CPUスロットは2つあり、デュアルプロセッサで稼動可能です。 シングルの場合はVRMは要りませんが、デュアル稼動の場合、セカンドプロセッサ用にVRMを装着する必要があります。CPUの増設の際は注意してください。 PC133対応のレジスタ付き、ECC付きSDRAMを4枚搭載できます。最大4GBまで増設可能です。 HE-SLの特長のひとつ、メモリインタリーブがあるので、増設は2枚単位で行ないます。 メモリインタリーブによって、メモリバスの転送スピードが約2倍になります。サーバにとっては重要な機能ですね。 レジスタ付きのメモリは、入手し難いという面もありますので、中古で購入する際には、必要なら一緒にメモリ増設も考えたほうがよいかもしれません。当店でもご用意できます(笑) HDDは最大6台搭載可能です。 ホットプラグ対応のSCA2インタフェースで、Ultra160SCSIのHDDを搭載できます。もちろん下位互換可能なので、WideUltra2SCSIなどのディスクも搭載可能です。 HDDを装着するためには、専用のマウンタが必要になります。 ホットプラグのHDDベイは、オンボードのSCSIコントローラ、Adaptec AIC-7899に接続されています。インタフェースは68ピンになります。 AIC-7899はUltra160対応のSCSIコントローラで、しかもデュアルチャネルです。 高速テープドライブなどを増設するときも、HDD用とは独立したチャネルで接続できるので、スムーズなデータ転送が可能になります。 空いているもうひとつのSCSIチャネルをぜひ活用してください。 もしこれ以上の速さを求めるなら、Ultra320対応のSCSIカードやRAIDカード使うこともできると思います。 オンボードのIDEコネクタが1つ空いているのでIDEのHDDも理論上は増設可能ですが、内蔵HDD用のベイがないので実際に増設するのはちょっと無理かもしれません。 3.5インチベイは、フロッピードライブ専用です。 5インチベイは2つ用意されています。オプティカルドライブやテープドライブを搭載可能です。 PCIスロットが全部で6つあります。32bit/33MHzが2つ、64bit/66MHzが4つの合計6つです。 64bitPCIですからボトルネックにならず、快適に運用できます。 LANインタフェースは、オンボードで用意されています。Intel PRO/1000XT、1000BASE-Tギガビット対応です。 当方は個人的にギガビットイーサは光(1000BASE-SX)だと信じてやまないのですが、普通の環境ならそこまでしなくてもこの1000BASE-Tでも十分でしょう。 いつか光にしたくなったときには、カードを増設してください。そんなときのために64bitPCIが用意されているのですから。(笑) 当店でもご用意できます。 ケースは大きめで、増設・交換などメンテナンスもしやすいです。 通気性もよく、冷却性に優れています。特にCPU部分は専用のエアフローカバーがありますし、増設スロット部分にも専用のファンが装備されています。熱めのビデオカードを載せてもきっちり冷ましてくれます。(AGPスロットがないのでビデオカードは載せないですね、普通…) 対応OSにLinuxなどが含まれている点も注目できます。 クライアント向けのPCでLinuxのテスト環境を作ろうとすると、マザーボード上のデバイスのドライバをすべてそろえることができない、ということは良くあります。 しかし、このサーバの場合、メーカー側が下手なデバイスをマザーボード上に載せないように配慮しているので、安心してLinux環境を整えることができます。 付属のユーティリティCDでサポートされているOSは、WindowsNTServer4.0、Windows2000Server、RedhatLinux7.2以降、Novell NetWare 5.1/6.0などです。 WindowsXP、RedHatEnterpriseLinuxなども、問題なくセットアップできることを実際に確認しています。 ユーティリティCDは、サポートしているOSのインストールをヘルプしてくれます。 Windows2000Serverなどは、ほとんど自動でインストール可能です。 実際にこれらのCDが付属するかは、上記商品仕様を確認してください。 この商品の詳細は、下記のサイトから確認してください。 http://support2.jp.dell.com/docs/systems/pe1500sc/ja/index.htm
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