BLACKBOX ServerSwitch Wizard USB Extender ACU5050A　

何でこんなもの作ってるの？といつも不思議になるブラックボックスの ServerSwitch Wizard USB Extenderです。
型番は、ACU5050Aです。定価は、158,000円と少々お高い商品です。

ServerSwitchという名前がついていますが、KVMスイッチではありません。
VGAの信号と、USB(キーボード、マウス)の信号と、音声信号を最大120mまで延長できるというアダプタです。

延長に使用するケーブルは、通常のLANケーブル(カテゴリー5以上)です。
なんでこんなもの作って販売してるんでしょうね。(笑)

使い方としては、120m先のサーバルームに走っていくのが面倒な時に、このアダプタを利用して自分の机のモニタ、キーボード、マウスとサーバルームのKVMスイッチを接続するとか、うるさくて廃熱の多い高スペックマシンを遠くの部屋に置いて、キーボード、マウス、キーボードを自室に置くなどです。

VGAの最大解像度は、1600 x 1280ドットです。
VGA、USBの延長のみなら、1本のLANケーブルで行えます。
音声信号も伝送したい場合は、2本のLANケーブルで接続します。
音声信号の伝送時は、LANケーブルをカテゴリー5e以上のものを利用します。

ローカルユニットと、リモートユニットの2つで構成されていますが、リモートユニットはUSBコネクタから電源供給を受けます。
ローカルユニットには、付属するACアダプタから電源を供給します。
リモートユニットで、USBコネクタを接続しない場合、専用のACアダプタが別途必要になります。

ローカルユニットには、USBハブの機能もついていますが、すべてUSB1.1規格になります。
なので、ストレージ系の装置(ハードディスクやCD-ROMドライブ)は伝送速度がつらいかもしれません。

あと、勘違いしそうな点として、LANケーブルの120mの距離の間にEthernetスイッチなどが入っていると伝送できません。
LANケーブルを利用してはいますが、TCP/IPなどのプロトコル変換をしているわけではないので、伝送するサーバがある場所から、1本のLANケーブルが引かれている必要があります。

付属品は、ローカルユニット、リモートユニット、ACアダプタ1つ、音声ケーブル、USBケーブル、VGAケーブル、マニュアルPDFが入ったCD(CD-R)となります。

中古品のため、商品の外観などに細かな傷などがあります。その点もご了承願います。

　関連商品

　現在入荷待ちの関連商品