DELL Precision360 P4-3.0GHz / 2GB / 80GB / FX500 / W2K　

デルのPCワークステーション、Precision 360です。
筐体はデスクトップシャーシです。
WindowsXP ProfessionalがインストールされたCAD/CAM向けワークステーションです。

詳しい仕様は上記の表をご覧下さい。
あと、この機種でよく見られる問題点なのですが、筐体の設計が横置きのようなので、縦置きにした場合にDVDドライブのトレイが開閉できなくなることがあります。
この点については、ジャンク扱いでお願いします。

あと、筐体前面のプラスチックカバーの内側のツメが破損しているようです。
動作には問題となる部分ではありませんが、この点もご了承願います。

DELL Precision 360は、Pentium4搭載のDELLのPCワークステーションです。
ケースが2種類あって、デスクトップシャーシかスモールミニタワーシャーシを選ぶようになっています。
見た目が違うだけで両者はほとんど同じ構成ですが、AGPスロットのみ異なります。デスクトップはAGP Pro50、スモールミニタワーはAGP 8xになります。

搭載されているチップセットは、インテル 875Pです。
CPUは、インテルPentium4プロセッサです。
搭載可能なCPUは、FSB 533/800MHz、L2キャッシュ 512kB/1MB、Socket478という仕様になっています。
またHT（ハイパースレッティング）対応CPUも搭載可能です。
HT機能とは、余っているリソースを有効利用する機能なので、完全にデュアル並みのスピードが出るわけではありませんが、実際に使ってみるとその違いを実感できます。

搭載できるメモリは、PC2700もしくはPC3200のDDRメモリです。
ECC機能については、搭載、非搭載、どちらのタイプも利用可能です。
容量は、128MB、256MB、512MB、1GBのメモリモジュールを最大4枚、搭載できます。
つまり、最大4GBのメモリを搭載することが可能ということです。

ハードディスクインタフェースは、標準的なIDE（ATAPI）の他に、シリアルATAが用意されています。
しかし、サーバではないのでオンボードRAIDは用意されていません。RAIDなどが必要な場合は、別途カードを増設してみてください。

LANインタフェースは、Intel PRO/1000 MTがオンボードで用意されていて、10/100/1000BASEに対応しています。
ただ、かなり良い環境を作っても、400Mbit/sec程度が限界なのは、UTP Gigabitの仕様です。（インテルチップに限ったことではありません）
あまり期待過剰になると、ちょっとガッカリするかもしれません。

拡張バスは、AGP(APG Pro)バスが1つ、PCIバス（32MHz / 33bit）が4つ、それぞれ用意されています。AGPスロットに関しては上の説明をご確認ください。

また、メンテナンスも簡単にできます。
ケースをドアのように開けるので、自作ユーザとしてビギナーの方でも、各種パーツの増設、交換などが容易にできます。
HDDベイは合計で2つ用意されていますので、RAIDカードを搭載して、ミラーリングRAIDを組む場合も便利です。
5インチベイにも1台分の空きがあります。最新の光学ドライブの増設も可能です。

前面にUSB2.0コネクタがあり、USBメモリやカメラなどを簡単に接続できます。

さらに詳しい仕様については、以下のサイトをご覧ください。


http://supportapj.dell.com/support/edocs/systems/ws360/ja/ug/index.htm

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