EXPAND Networks Accelerator 4820 ネットワークアクセラレータ　

そのスジではとても有名なEXPAND networksのネットワークアクセラレータ、Accelerator 4820です。
パーツナンバーは40-140-46になります。

ネットワークアクセラレータというのは、限られた帯域間の通信を、より早くデータ転送するための装置のことです。
簡単に説明すると、100Mbpsで接続されたWAN回線の両端にネットワークアクセラレータを取り付けると、120Mbps とか 150Mbps など、帯域を越えたスピードで通信できるようになります。
その仕組みを簡単にいうとネットワーク上を流れるパケット同士の関連性を解析して、うまくパケットを圧縮してしまうということです。
ギガビットイーサの世界では、ジャンボフレームという技術がよく活用されますが、それをWAN回線上で実現する、といった感じでしょうか。

今でもこのEXPAND networks社の製品は、ネットワークアクセラレータの世界ではとてもメジャーですが、実際に多く販売されたのはインターネットプロバイダがATM回線などを使って相互接続していた頃です。
当時の高速WAN回線はラーニングコストが非常に高額だったため、何とかして帯域を稼ぎたいと躍起になっていたんでしょうね。(笑)
最近では高速WAN回線が低価格になったので、それほどもてはやされることは少なくなりました。それでも、一般企業や個人レベルから比べると、かなり高額な回線使用料を払っているんですけど。

ということで、最近のインターネット事情を考えると、インターネットプロバイダというより、一般企業のWAN回線の遅さに悩んでいる方などにオススメの商品かもしれません。
あとは、ネットワークアクセラレータで遊んでみたい方にオススメです。

補足説明としては、この製品はExpand Networks社が提供する広域ファイルサービス（WAFS）に対応しています。
このWAFSを利用することによって、帯域不足を解消し、WANの遅延を軽減するそうです。(詳しくは不明ですが)

そのほか、ファイルシステムやネットワークセキュリテイにおいても管理機能が非常に充実しているようです。
(すみません、それほど詳しいわけではないので)

コンフィグレーションはすべて初期化していますので、すぐに初期設定して運用スタートできます。
付属品はACケーブルと、コンソール用のシリアル9ピン（クロスオーバーケーブル）をお付けいたします。

外観の状態はほぼ写真のとおりです。細かい擦り傷などがありますので、外観を気になさる方はご遠慮ください。
特殊な機器ですので、運用できる知識をお持ちの方のご入札をお待ちしています。

下記のログをご参考にどうぞ。

Rub_Indonesia>show
exec
cpu-counter...........................285120
cpu-info..............................
Intel ~1195 Mhz :
Version 1716
Type 0 - Original OEM
Family 6 - Pentium Pro
Model 11
Stepping 4
Reserved 0

Brand string: Celeron processor

CLFLUSH instruction cache line size: 32Initial APIC ID: 32
FPU Floating Point Unit
VME Virtual 8086 Mode Enhancements
DE Debugging Extensions
PSE Page Size Extensions
TSC Time Stamp Counter
MSR Model Specific Registers
PAE Physical Address Extension
MCE Machine Check Exception
CX8 COMPXCHG8B Instruction
SEP Fast System Call
MTRR Memory Type Range Registers
PGE PTE Global Flag
MCA Machine Check Architecture
CMOV Conditional Move and Compare Instructions
FGPAT Page Attribute Table
PSE-36 36-bit Page Size Extension
MMX MMX instruction set
FXSR Fast FP/MMX Streaming SIMD Extensions save/restore
SSE Streaming SIMD Extensions instruction set

TLB and cache info:
Instruction TLB: 4KB pages、 4-way set assoc、 32 entries
Instruction TLB: 4MB pages、 4-way set assoc、 2 entries
Data TLB: 4KB pages、 4-way set assoc、 64 entries
2nd-level cache: 256KB、 8-way set assoc、 32 byte line size
1st-level instruction cache: 16KB、 4-way set assoc、 32 byte line size
Data TLB: 4MB pages、 4-way set assoc、 8 entries
1st-level data cache: 16KB、 4-way set assoc、 32 byte line size

cpu-utilization.......................1
debug
events
all
filter
filecode
from........................0
to..........................0
filename
from........................(not configured)
to..........................(not configured)
linenumber
from........................0
to..........................0
message
from........................(not configured)
to..........................(not configured)
severity
from........................debug
to..........................fatal
sortby..........................time
long
timestamps
tasks id............................0
memory
RAM-size............................523260 KBytes
packet
maximum-free-block................5242880
num-blocks........................1
num-free-blocks...................1
status............................ok
total-get-blocks..................395
total-occupied-bytes..............0
reset algorithm dump
Serial Number: **********

詳細については、下記のサイトをご参照ください。


http://www.expand.com/Products/products.aspx?